湘南バレエコンペティション

開催にあたり

拝啓  初春の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

エリアナ・パヴロバに始まる日本バレエ教育発祥の歴史が息づく地より、バレエダンサーを目指す少年少女の育成支援、そして芸術分野からの地域振興を目的として誕生した湘南バレエ・コンペティションは今年、5回目の節目の年を迎えます。これもひとえに皆様のご支持の賜物と、厚く御礼を申し上げます。

情報化の時代、何でも簡単に指一本で手に入り、本能すら薄れていくような環境下にあっても、舞踊芸術は終わること無く繰り返される日々の鍛錬によってのみ輝くことが出来ます。人間の本質だけが持つ力は何物にも代えがたい貴重なものです。その力が育つ過程の一助になればという想い、そして「競うだけでなく、学びの場に」の理念を基に、これからも湘南バレエ・コンペティションは歩みを進めてまいります。

コンペティション期間中、ギィ・ポジョリ先生による、パリのバレエ学校の留学オーディションが行われます。留学には言葉、費用、治安、慣れない環境でのストレスなど様々な心配が付きものです。留学生が安心して学びに専念できるよう、現地に精通した方による完全なサポート(入校手続き、住居、補助金申請等)を無料で受けられる独自の体制を敷いております。留学生のリポートをHPに掲載しておりますので、ご覧頂ければ幸いです。

今回、ワークショップ講師は井脇幸江先生(シニアP、ジュニアS・A)、さいとう美帆先生(ジュニアB・C)にご担当頂きます。この日の為に特別なメニューを用意してくださいます。美しいお手本とそれぞれのキャリアの中で培って来られた感性をいっぱい吸収してください。どうぞお楽しみに。

プレ・コンペティション部門はまだコンクールに出るには不安だけれど、舞台経験を積みたい、評価を受けてみたいという小学2年生から4年生までが対象の部門です。採点シートがもれなく付いております。この経験から飛躍的に上達されることでしょう。ぜひ最初の一歩を踏み出してみましょう!

また、23歳以上を対象としたシニアA部門は、第1回から継続しております。コンクールが学齢までのものという認識は一般的ですが、まだまだ研鑽を積み、上達が出来るはずです。しかしながら大人になると飛躍的に舞台の機会は少なくなります。また、評価をされる機会を得る、という意味でも意義のあることと考えております。

 

の湘南で皆様にお会いできますことを、楽しみにしております。   敬具

 

               2017年1月  湘南バレエ・コンペティション事務局